2020 Fiscal Year Research-status Report
Survey of club activities and health in junior high school students
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19K02610
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
青柳 直子 茨城大学, 教育学部, 教授 (80414100)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 部活動 / 心身の健康 / 生活リズム / 生活行動 / 学習意欲 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、新型コロナウィルス感染症拡大による長期間にわたる中学校の休校措置および部活動自粛措置のため、当初の研究計画通りの調査を遂行できず、大きな変更を余儀なくされた。これらの状況下において、以下実施した。 1)現状に関する質問紙調査 コロナ禍における中学校の部活動に関する現状把握を目的として、活動実施状況および認識に関する質問紙調査(対象:中学生 233名)を部活動再開期間に実施した。結果として、「部活動をもっとやりたい」と約8割が回答していた。生活上の変化として「部活動の時間が減って、生活の充実感が無い」は半数を超えていた一方で、6割は「放課後や休日に、自由な時間が増えて嬉しい」と回答していた。 2)2019年度調査の成果の一部についての公表(論文化)を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度は、新型コロナウィルス感染症拡大による中学校の休校措置、および長期間にわたる部活動自粛措置に伴い、部活動を含めた学校環境が大きな変更を強いられた。これにより、中学校の部活動を対象とする当初の研究計画通りの調査遂行ができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルス感染症流行の収束が未だ見えず、このため中学生の部活動を対象とした当初の研究計画について、測定指標の見直しを含めて一部変更するなどの措置を講じる必要性がある。
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Causes of Carryover |
2020年度は、新型コロナウィルス感染症拡大による休校措置、および長期間にわたる部活動自粛措置に伴い、部活動を含めた学校環境が大きな変更を強いられた。これにより、中学校を対象とする当初の研究計画通りの調査遂行ができなかったため。具体的には、調査遂行に伴う旅費や測定指標に関する消耗品購入が不要となったことが主な理由である。2021年度において、調査遂行に掛かる旅費、測定指標に関する消耗品の購入、謝金(調査補助)、研究成果公表のため学会参加(旅費)として使用予定である。
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