2024 Fiscal Year Annual Research Report
医療型重症心身障害児入所施設における保育士の職務継続支援や教育プログラムの検討
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19K02619
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| Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
川合 美奈 埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (10515919)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木浪 智佳子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (40347183)
三國 久美 北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (50265097)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 保育の専門性 / 医療型重症心身障害児入所施設 / 教育プログラム |
| Outline of Annual Research Achievements |
最終年度は,主にこれまでに実施した調査のまとめを行った。2024年1-2月に実施したエキスパートインタビューの結果を分析し,対象者に分析内容の確認を得るプロセスを踏みつつ,教育プログラムを再構成した。 本研究で提案する医療系施設保育士のための教育プログラムは,3区分23項目の構成となっている。項目1-12は,個々の医療系施設保育士としての専門的能力を備えるための“医療系施設保育士の実践能力“である。項目13-18は,一通りの業務ができるようになった後に行う”自己・他者教育能力“である。項目19-23は,コンサルテーションや専門的地位の確保等にあたる”組織的役割遂行能力“である。そして,一例として実施方法を示した。様々な施設特性に応じた教育プログラムとするためには追加の調査が必要であるが,期待される効果として,”医療系施設保育士としての成長”,つまり医療系施設保育士としての専門性の向上を見込んでいる。 研究期間全体の成果としては,これまで調査がされていなかった医療系施設保育士を対象として,その実態を明らかにしたことである。医療型重症心身障害児入所施設における保育士は,その人数すら正確に公表されていなかった。保育士の就職先としても“その他”の区分に含まれてしまい,医療型重症心身障害児入所施設の職員としても少数であり,人数の多い看護部局に看護の周辺職種として含まれてしまうため,他職種からの関心が向けられ難い状況にあった。今回の研究において,医療系施設保育士の実態を明らかにしたことは価値が高いと考えている。さらに,研究を通じて,明らかにした医療系施設保育士の実態は,当初の仮定と一致することも多かったが,保育所とは異なる状況下に置かれる覚悟やそれを受容する時間,新たな専門性に向かう葛藤という問題は新たな知見であった。
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