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2021 Fiscal Year Research-status Report

脳室周囲白質軟化症患児における語彙獲得-ウィリアムズ症候群等との比較検討-

Research Project

Project/Area Number 19K02637
Research InstitutionInstitute for Developmental Research Aichi Developmental Disability Center

Principal Investigator

中村 みほ  愛知県医療療育総合センター発達障害研究所, 障害システム研究部, 客員研究員 (70291945)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywords脳室周囲白質軟化症 / ウィリアムズ症候群 / 自閉症スペクトラム / 視空間認知障害 / 語彙発達
Outline of Annual Research Achievements

脳室周囲白質軟化症を持つ児における視空間認知障害の症状の確認と語彙発達(視空間認知障害を持つ場合に、位置と場所を表す語の獲得が遅れるか否か)をウイリアムズ症候群を持つ児、自閉症スペクトラムを持つ児と比較検討することを当初の目的としていた。
しかしながら、提携した医療機関での脳室周囲白質軟化症を持つ児の受診が少なく、研究参加の児が得られなかった。 そのため、現状では 自閉症スペクトラム、ウィリアムズ症候群の児についてのデータ収集を行っている。残念ながらCOVID-19の流行の影響などから受診の機会をより少なくしたいと考える方が多く、データ収集の機会も想定より少なくなっている。
一方、当初のテーマ以外について自閉症スペクトラムやウィリアムズ症候群を持つ児についての疾患特性に関してのデータ収集(視空間認知障害と歩容の関連、心の理論の発達との関連など)を代わりに実施している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

脳室周囲白質軟化症を持つ児の受診が想定に比し大幅に少なかった。
また、ウィリアムズ症候群、自閉症スペクトラムの患者についてもCOVID-19の流行の影響などから受診控えがめだった。

Strategy for Future Research Activity

研究対象を自閉症スペクトラムやウィリアムズ症候群を持つ児を中心とし、検討内容も視空間認知障害と語彙発達の関連にとどまらず、その他の特性の表れについての検討(心の理論の発達や歩容の特徴の確認とそれらが視空間認知障害と関連するか否かの検討)を合わせて行っていく。

Causes of Carryover

当初の想定よりも脳室周囲白質軟化症を持つ児の受診が少なかったこと その他の疾患を持つ児においてもCOVID-19の流行による受診控えがあったこと などにより、研究協力者の数が少なく実質的なデータ収集に遅れが生じているため次年度使用額が生じた。また、covid-19の流行に伴い学会出張も少なかったため、想定よりも必要経費が少なくなった。
研究対象疾患を自閉症スペクトラム、ウィリアムズ症候群を中心とすること、研究テーマの追加(視空間認知障害と心の理論の発達や歩容に及ぼす影響を検討する)などにより、当初目的とした、視空間認知障害がヒトのその他の発達に及ぼす影響を調べるというテーマに近づくことを計画している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Williams症候群2022

    • Author(s)
      中村みほ
    • Journal Title

      Clinical Neuroscience

      Volume: 40 Pages: 104-107

URL: 

Published: 2022-12-28  

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