2021 Fiscal Year Annual Research Report
家庭科における生活習慣病予防を考慮した食教育プログラムの構築に関する研究
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19K02702
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
三戸 夏子 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (30398888)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 食事摂取基準 |
Outline of Annual Research Achievements |
運動部に所属している大学生の男性を対象として、夏季及び秋季の二つの季節における食事摂取量、食べる速さや起床・就寝時間などの生活習慣及び体組成について比較検討を行った研究が論文として受理された。これらの結果をもとに、運動習慣のある若年男性における食教育上の課題を検討した。 また、大学生の男性及び女性を対象に食塩摂取に関わる食事因子を検討した研究から、若年男女における食塩摂取の傾向を解析した。本研究から、食塩摂取量は塩味嗜好性だけでなく、豆類や野菜の摂取量に関連のあることが示された。さらに対象者において、減塩についての認識に課題のあることがわかった。食塩の過剰摂取は高血圧をはじめ生活習慣病のリスクの上昇に関わるため、若年期から食塩摂取における正しい知識の習得と食生活での実践が必要である。そこで家庭科における食塩摂取に関する学習内容の検討を行った。 また、女性3世代研究のデータを用いて若年女性における月経関連症状と食事摂取の関連について検討し、月経症状が若年女性の食習慣や睡眠習慣に影響する可能性を示す知見を得た。以上の研究結果を踏まえ、小学校~高校の家庭科において必要な食と健康に関する学習のあり方について検討を行った。
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Research Products
(1 results)