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2020 Fiscal Year Research-status Report

Research of curriculum management on PBL type integrated learning linked with AL type subject learning

Research Project

Project/Area Number 19K02738
Research InstitutionTokyo Denki University

Principal Investigator

広石 英記  東京電機大学, 工学部, 教授 (80246652)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
KeywordsPBL / プロジェクト学習 / カリキュラムマネジメント / リジリエンス / 学習手法の転換
Outline of Annual Research Achievements

2020年度は、コロナ禍によって、大学教育全体が大きな苦境に立たされた。私は、2000年度から副学長となり、コロナ対策を大学として企画、立案、実施するWGのリーダーとなったために、前期中は、研究活動に割く時間が取れなかった。
また、後期に入って、多少の研究時間が取れるようになったが、研究計画の大半が、海外(今年度は、ヨーロッパのPBL実践校へ)での訪問調査予定であったために、今回のパンデミックにより海外渡航が不可能となり、調査訪問研究は、中断せざるえなかった。海外のPBLの調査研究と同時並行で、国内のPBL実施校の訪問調査研究も、訪問調整などを行ってが、やはり、パンデミックの影響は、甚大であり、東京圏からの研究者を学内に入れることへの抵抗感が強く、こちらも計画を断念するしかなかった。そのため、文献調査が主体となってしまい、目新しい研究成果の獲得には至っていない。
このような状況から、国内のPBL研究者とは、週末を中心にZoomでの研究打ち合わせを実行しつつ、コロナ禍におけるPBLの可能性を議論してきた。
2021年6月に、その成果発表会として、PBLメッセ2021をオンラインと対面のハイブリッド開催を行い、そこで基調講演「コロナ禍で問われるPBLのリジリエンス」というテーマでこの間の研究での状況などを公表する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究実績で記載したとおりに、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、研究時間の確保がほとんど不可能な時期があった。また、海外のPBL実践校への調査訪問研究や、国内の先進的なPBL実践校への調査訪問が、コロナ禍によって、事実上、不可能になってしまったため。

Strategy for Future Research Activity

国内のPBL実践校(例えば、名古屋の矢田小学校、長野のグリーヒルズ小中学校、東京の八王子実践や桐朋女子中高)などの現役の先生方とは、オンラインによる情報交換や調査研究を進めてきたので、その成果を、今年の6月にPBLメッセ2021という形で、ハイブリッド型の成果発表会を行う。また、8月の日本教育学会においても、上記に加えて、独自のPBLを展開されている国際基督教大学や山梨学院大学のPBL研究者とともに、国内におけるPBLの先進的事例の研究成果報告を行う予定である。
海外のPBL実践校への調査訪問は、現時点においては、2021年度内での海外渡航の可能性が極めて低いことから、1年間の研究機関の延長も視野に、研究計画の練り直しを行う。

Causes of Carryover

コロナのパンデミックによって、海外のPBL実践校への訪問調査研究の断念、同じく国内の先進的実践校への訪問調査研究の断念など、実施的に実地調査研究が不可能だったため。

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Published: 2021-12-27  

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