2021 Fiscal Year Research-status Report
工学系大学・学部における工業科教員養成カリキュラムと実習内容に関する実証的研究
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19K02797
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Research Institution | Osaka Institute of Technology |
Principal Investigator |
疋田 祥人 大阪工業大学, 教職教室, 准教授 (40425369)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 工業科教員養成 / 高校工業教育 / 教員養成 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、工業科教員養成の問題状況の改善方策を探るべく、大きく1)質問紙調査、2)事例研究の2つの調査・分析を実施することによって、現在の日本の工業科教員養成の事実とそこに含まれる特徴や課題を、具体的かつ実証的に解明しようとするものである。 2021年度は、前年度までに明らかになった工業科教員養成に最も重要な役割を果たしていた私立大学および国立大学の工学系の学部・学科、とりわけ他の大学に比して多くの免許状取得者を出していた日本工業大学工学部、愛知工業大学工学部、大阪工業大学工学部、福井工業大学工学部、中部大学工学部、国立大学では、北見工業大学工学部、徳島大学理工学部、富山大学工学部、新潟大学工学部における教育内容や各大学が抱える具体的な問題などについて明らかにすることを試みた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
事例研究の対象とすべき大学・学部は確定していたが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で訪問しての聞き取り調査を行うことができない状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、事例研究として、他の大学に比して多くの免許状取得者を出していた大学、具体的には私立大学では日本工業大学工学部、愛知工業大学工学部、大阪工業大学工学部、福井工業大学工学部、中部大学工学部、国立大学では、北見工業大学工学部、徳島大学理工学部、富山大学工学部、新潟大学工学部を対象として事例研究を行い、各大学の教育内容や各大学が抱える具体的な問題などについて明らかにしていきたい。 ただし、新型コロナウイルス感染拡大が収束する見通しが立たず、訪問しての事例研究のみに頼ることで研究が遅れてしまっているため、シラバスや学生便覧などの資料提供や電話またはメールでの聞き取り調査などの方法で対応していく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定していた聞き取り調査や学会発表を行うことができなかったため。 次年度は直接訪問する方法以外にも資料提供や電話またはメールでの聞き取り調査を行いながら事例研究を行っていきたい。また、オンラインでの学会にも参加し、研究発表を行っていきたい。
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