2022 Fiscal Year Research-status Report
Qualitative analysis of yogo teacher's skills in coordination with a classroom teacher and the development of program to enhance these skills in training phase.
Project/Area Number |
19K02846
|
Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
長峰 伸治 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (50303574)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 相互調整スキル / 養護教諭 / 質的検討 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、進捗が遅れていた相互調整スキルの質的分析を進めること、さらに、その結果を成果として論文等にまとめることが課題であった。 質的分析では、子どもの支援をする上で学級担任と意見が異なる場面で、養護教諭として発する「言葉」のスコアリングの精度を高めるために、そのカテゴリーや基準について変更・修正を行った。 また、調査結果の統計的信頼性を高めるために、相互調整スキルの調査の対象者のうち「養成段階(大学生)」の対象者の調査数を増やした。さらに、スキル育成プログラムに関しても、効果測定の信頼性を高めるために、前年度と同じ内容で新たな学生を対象にプログラムを実施した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
相互調整スキルの質的分析において、分析結果の精度を高めるために、スコアリング基準等の変更・修正を何度か行ったことで、思うように進まず、その先の成果をまとめる作業に至らなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
上記の進捗状況のため、さらに1年間、研究期間を延長することにした。次年度は、質的分析を効率よく進めて、成果として論文等にまとめていくことが目標である。そのために、新たな質的分析ソフトを導入する予定である。
|
Causes of Carryover |
コロナ禍で対面で行う学会が減り、その旅費を使用する機会がなかったため、次年度使用額が生じた。2023年度はその費用を、質的分析を進めていくためのソフトの購入に充てる予定である。
|