2022 Fiscal Year Research-status Report
Historical study on the physical activities of children with special needs in the american progressive era
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19K02924
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
千賀 愛 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (10396335)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ジョン・デューイ / 新学校 / 身体活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、デューイとエヴェリンの共著である「明日の学校」(1915)に登場する新学校の身体活動や体育の実践に関する検討を行い、9月25日に日本デューイ学会 第65回研究大会において口頭発表(テーマ:『明日の学校』(1915)における身体活動・体育の教育実践に関する検討)を行った。
また、アメリカのインクルーシブ教育研究者の吉利宗久氏との経編著で『特別支援教育・インクルーシブ教育のかたち』(培風館)を3月に発行し、同書の第1章 特別支援教育の歴史を執筆した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の海外渡航制限により、アメリカで予定していた資料収集が実施できず、研究課題が残った。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の研究機関(2019年4月〜2023年3月)までに一度もアメリカで資料収集を実施することができなかったため、研究期間の延長を申請し、これが認められた。最終年度となる2023年6月にはアメリカのミズーリ州立歴史協会及びミズーリ大学コロンビア校図書館貴重資料室にて、デジタル化されていない1909-1920年代の貴重資料の収集を実施する予定である。この資料収集をもとに、引き続き「明日の学校」に登場する学校の実践について分析を進める。
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Causes of Carryover |
計画していた海外出張がコロナ禍の渡航制限により実施することができなかった。しかし2023年度は渡航制限が大幅に廃止され、通常の大学の業務に支障がない形で海外渡航が可能になる見込みである。 燃料費の高騰により海外の渡航費も値上がりしているため、十分に使用できる。
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Research Products
(2 results)