2021 Fiscal Year Research-status Report
Development of a screening test and practical treatment of English for primary school students with developmental dyslexia
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19K02959
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
石坂 郁代 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (70333515)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 健 北里大学, 医療衛生学部, 講師 (90781906)
秦 若菜 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (50448958)
水戸 陽子 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (70721984)
東川 麻里 北里大学, 医療衛生学部, 准教授 (20509103)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 発達性読み書き障害 / 英語 / スクリーニング検査 |
Outline of Annual Research Achievements |
3年目にあたる今年度は,日本人大学生の一般的な英語書字の誤りについての調査結果を昨年5月に第47回日本コミュニケーション障害学会で発表し,昨年度の調査結果について日本LD学会第30回大会で発表した。 また,昨年度の調査に引き続き,岩手県宮古市においてスクリーニング検査を用いて調査を行った。今回の集団実施方法は昨年度と同様である。さらに,今回は児童生徒の検査結果について学校側にフィードバックし,教員が感じている児童のつまずき感と一致するか否かの検討を行って,スクリーニング検査の妥当性を検討し,現在分析を継続中である。 昨年度の調査に関しては,得点の-1.5SD以下がおよそ7~9%の児童生徒の抽出に妥当なカットオフ値であることを明らかにした。この結果はパイロットスタディーとして英語論文にまとめ,Progress in Rehabilitation 誌に投稿中である。 なお,本研究は当初3年間の予定であったが,コロナ禍による調査の遅れのため,令和4年度も延長して実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍により,調査が半年ずつ遅れているため,3年目に予定していた研究のまとめを令和4年度に行う。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の総まとめを行い,日本コミュニケーション障害学会および特殊教育学会またはLD学会で発表する予定である。
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Causes of Carryover |
計画全体にコロナ禍の影響を受け,調査に赴くことや海外の学会発表などが行えなかったため,旅費等の使用額が予定通りではなかった。また,研究期間を1年間延長する計画であったため,次年度に使用額を残しておくこととした。 研究最終年度の令和4年度は,可能な限りの研究成果の公表等や,実践的指導のための最新の検査用具の購入等で予算の適切な使用を予定している。
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