2020 Fiscal Year Research-status Report
小集団としての個性の測定と行動予測により不慮の事故を予防する安全教育に関する研究
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19K02993
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| Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
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Principal Investigator |
堀田 源治 九州工業大学, 大学院工学研究院, 支援研究員 (30510565)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂本 英俊 同志社大学, 理工学部, 教授 (10153917) [Withdrawn]
石川 洋平 有明工業高等専門学校, 創造工学科, 准教授 (50435476)
宗澤 良臣 広島工業大学, 工学部, 教授 (70274008)
桐山 聰 鳥取大学, 教育支援・国際交流推進機構, 准教授 (70423423)
堀田 孝之 有明工業高等専門学校, 技術部, 技術長 (80450146)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 行動特性 / 基本行動 / 行動特性試験機 / 作業モチベーションレベル / 危険性レベル / 相互影響レベル |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は，少集団の個性を知ることで従来できなかった小集団の行動予測を可能にし、不慮の事故への安全教育の有効化を図ることである。この目的のために，令和２年度の計画は，数値化した行動個性を，数理分析により，いくつかの型として分類し，型に
よって不安全行動の起こし易さを予測できることを明らかにすることであった。しかし，
申請書に計画した行動特性実験器は集団作業による密集を余儀なくされることから，新型コロナウイルス感染予防上，行動特性の数値化の対象となる集団作業実験が実施できておらず，計画通りの数理分析段階にまで到達していない。そこで，打開策として小集団でも距離の間隔をある程度確保できるような新規の行動特性測定器を計画した。この計画は，キネマ理論に基づいた行動意思のレベルを定量的に測定するものである。予備実験により行動特性測定が可能なことが検証できたので，計画図から実機を作成して，現在機能検証実験中である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
主たる研究活動が複数の被験者に集団作業をさせることで被験者の行動特性を計測することであるが，新型コロナウイルス感染予防のため，研究代表者が所属する九州工業大学では，被験者として職員も学生もソーシャルディスタンスを確保できない集団作業実験は禁止された。また，有明工業高等専門学校において研究分担者による実験の実施を図ったが，総務課より禁止を言い渡され，研究も最も重要である集団作業実験が未実施のままとなっているため。
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| Strategy for Future Research Activity |
研究も最も重要である集団作業実験が未実施のままとなっていることに対して，
緊急事態宣言解除と予防接種の進展が見込まれる今年度秋に実験を再開する予定ではあるが，さらに感染予防の国家対策が長期化する場合には来年度に基金を持ち越して研究の推進を図る。
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| Causes of Carryover |
昨年度は研究者が所属する研究機関より新型コロナウイルス感染防止対策のために研究に実施を制限まはた禁止をされたために計画通りの執行が困難であった。来年度に研究再開した時点で執行の予定である。
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