2022 Fiscal Year Research-status Report
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19K03007
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
小川 仁士 県立広島大学, 地域創生学部, 教授 (60259926)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 情報技術基礎教育 / CSアンプラグド / 教材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4(2022)年度は補助事業期間の延長申請の承認を受けたので,本研究で作成したCSアンプラグド教材を用いて実験授業を行い,学習効果を確認していくとともに,これまでの研究成果を情報発信していく予定であった。しかしながら,新型コロナウイルス感染症の影響が継続したため,学内の業務にエフォートを割かれた結果,成果をあげることができなかった。 本研究ではすでに,以下にあげるCSアンプラグド教材とそれを用いた授業設計を行っている。※詳細は各年次報告書に記載したので省略 ・「公開鍵暗号方式」について学習することができるCSアンプラグド教材(令和元年度) ・「割り込み処理」について学習することができるCSアンプラグド教材(令和2年度) ・「情報システムの認証技術」について学習することができるCSアンプラグド教材(令和3年度) これらはまだ未公開・未発表なので,学会等での発表やインターネット上での情報発信を通して,研究成果を学外へ情報発信していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の周期的な感染拡大に起因して学内業務が不安定になり,当初想定していたエフォートをほとんど確保することができなかった。その結果,研究成果を学外へ公表することが困難になった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取扱いが緩和された(令和5(2023)年5月現在)ので,学内業務も安定さを取り戻しつつある。 今後は成果発表を対面公式の場で行うことが再び活発になる見込みである。 このような状況から公式の場で積極的に発表することを計画したい。 また,残りの教材も逐次完成させていきたいが,新しい教育環境になじむような工夫も施す必要があるようにも感じている。 実験授業についても,授業設計の段階からそのような考え方を導入していこうと考えている。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の周期的な感染拡大のため,学会発表のための旅費等を使用しなかったため次年度使用額が生じた。 次年度は研究期間再延長承認後の最終年度ということもあるので,助成金を有効に活用し,これまでの研究成果を学会発表や論文投稿,Webサイトでの公開を通して学外へ公表する計画である。
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