2020 Fiscal Year Research-status Report
Effects of individual differences in working memory capacity of older adults on cognitive load for touch interface
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19K03034
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Research Institution | University of Nagasaki |
Principal Investigator |
大塚 一徳 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (70259688)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 認知負荷 / 高齢者 / タッチインタフェース / ワーキングメモリ / モバイル端末 |
Outline of Annual Research Achievements |
高齢者がタッチインタフェースを操作する際の認知負荷の大きさといったモバイル端末利用の阻害要因を究明することは、高齢者にとって使いやすいモバイルラーニングシステムやモバイル端末を利用した日常生活の支援システムを開発するうえで必要とされる重要な課題である。 本研究は、高齢者のワーキングメモリ容量個人差がタッチインタフェースの認知負荷に及ぼす影響について明らかにすることを目的としている。そのために、高齢者のワーキングメモリ容量の測定を中心とした認知機能の測定、及びタッチインタフェースの認知負荷を検討するための実験を行い、得られたデータを基に検討を行っている。 本年度は、昨年度開発した高齢者によるタッチインタフェース利用実験のプロトタイププログラムによる高齢者のタッチインタフェース利用実験を継続的に行った。まずは、昨年度開発した実験用プロトタイププログラムを成人実験参加者に実施し、実験用プログラムとしての操作環境等を確認し高齢実験参加者に適した実験環境となるように調整を行った。 次に、高齢実験参加者をこれまでに測定したワーキングメモリ容量のデータをもとにワーキングメモリ容量大群、小群を抽出し、タッチインタフェース実験の実験参加候補者とした。この高齢実験参加候補者に対し、順に電話によって実験参加の可否をたずね同意した参加者から実験を行った。 ただし、本研究を実施する地域においてコロナウィルス警戒レベルが3以上の場合は実験を中止した。現在40名分の実験を終了済みであり、データ分析を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウイルス感染防止のため、高齢被験者の募集と実験の実施が中断しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナウィルス感染防止を徹底し、学内での実験が可能となった状況で高齢被験者の募集と登録を再開し、実験を再開させる予定である。
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Causes of Carryover |
本年度は、コロナウィルス警戒レベルが当該研究地域で3の場合、高齢被験者を募集して実験を行うことを中断した。そのために、実験参加謝金、アルバイト謝金等の予算を繰り越した。この謝金等は次年度実験再開時に利用予定である。
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