2019 Fiscal Year Research-status Report
グローバルエンジニアの育成を促す尺度開発に関する研究
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19K03184
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Research Institution | Tokyo National College of Technology |
Principal Investigator |
樫村 真由 東京工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (20455132)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 浩一 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 准教授 (20507438)
石井 英里子 鹿児島県立短期大学, 文学科 英語英文学専攻, 准教授 (80580878)
清水 晃 岐阜工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (60154283)
大塚 友彦 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (80262278)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | グローバルエンジニア / 海外インターンシップ / 国際志向性 / 外向性 / 内向性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度に海外インターンシップまたは国内インターンシップに参加した工学を専攻する高専生(専攻科所属)と大学生から下記のデータを取る調査を行った。 具体的には、研究代表者及び研究分担者の勤務校である高専・大学で、海外インターンシップにおける英語を使用したタスクの調査、Yashima, T(2009)の国際志向性に関する質問紙を用いてのインターンシップ事前事後調査、性格5因子(ビッグ5)における外向性・内向性に関する質問紙を用いてのインターンシップ事前事後調査である。インターンシップの事前、事後に関する調査は、研究代表者の勤務校においては、国内インターンシップとの差異を見るため、同様の国内インターンシップ参加者にも国際志向性と外向性・内向性の調査を実施した。本結果については、現在、データを分析中である。本研究成果を2020年のAsia TEFLに応募し、既に採択の結果をもらっている。 2020年度の調査について、国際志向性調査は、2019年度に収集する過程において、やや使い勝手で気になる点があったため、工業をバックグラウンドとする学生たちに既に用いられた類似の質問紙との比較検討をしつつ、本研究に携わる教員で独自のものを開発していくことになる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2019年に実施する調査については、当初予定していた調査規模よりも小さめではあるが、新たな研究協力機関も見つかり、おおむね順調に進んでいる。ただし、2020年度に至っては、調査を行う対象が海外インターンシップに参加している学生であるため、新型コロナウィルスの関係で、海外インターンシップを取りやめにする教育機関も多いと想定され、難航を極める場合がある。違うアプローチでの調査や研究の継続を検討する必要が出てきた。
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Strategy for Future Research Activity |
「現在までの進捗状況」に記したように、2020年度は、調査を行う対象が海外インターンシップに参加している学生であるため、新型コロナウィルスの関係で、海外インターンシップを取りやめにする教育機関も多いと想定され、難航を極める場合がある。違うアプローチでの調査や研究の継続を検討する必要が出てきた。2019年度の段階で、協力を依頼していた教育機関に、早急に連絡を取り、海外インターンシップの実施があるのか、どういうかたちであれば、継続的に調査や研究が可能であるかを探る必要がある。
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Causes of Carryover |
当初研究代表者が、年度末に参加を予定していた本研究に関連する学会への参加が、新型コロナウィルスの関係で、3件延期になったため、旅費の支出が少なくなった。また、研究代表者と研究分担者の集まりも、3月に実施する予定であったが、上記理由から取りやめにした。今年度、既に本研究テーマについての国際学会Asia TEFLでの発表が採択されているため、研究代表者だけでなく、研究分担者の1名を発表者として同行させることにする。また、物品等で必要なものを今年度購入する予定である。
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Research Products
(2 results)