2021 Fiscal Year Research-status Report
グローバルエンジニアの育成を促す尺度開発に関する研究
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19K03184
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Research Institution | Tokyo National College of Technology |
Principal Investigator |
樫村 真由 東京工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (20455132)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 浩一 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 准教授 (20507438)
石井 英里子 鹿児島県立短期大学, 文学科 英語英文学専攻, 准教授 (80580878)
清水 晃 岐阜工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (60154283)
大塚 友彦 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (80262278)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | グローバルエンジニア / 海外インターンシップ / 国際志向性 / 英語運用能力測定尺度 |
Outline of Annual Research Achievements |
科研費を受託しはじめた翌年から2021年末に至るまで、新型コロナウィルス感染状況が改善しないため、研究代表者及び研究分担者の所属校、その他の研究協力校においても、2021年度の海外派遣がなかった。当初の研究計画では、海外派遣をされた学生、または海外派遣予定の学生たちからのデータのみを扱っていくことにしていたが、2020年度後半から軌道修正を行った。 2020年にコロナ禍に突入する前までに収集したデータをもとに、英語運用能力測定尺度(CAN-DOディスクリプタ)の開発を2021年度10月までに4技能5領域行った。テンタティブなものではあるが、英訳版も研究分担者によるバックトランスレーションをもとに作成を終えた。完成したCAN-DOディスクリプタを用いて、海外経験を問わず学生自身の自己評価のデータを収集し始めた。2021年度には、3高専、2大学の工学を専攻とする学生に協力を仰ぎ、339名に協力を得ることができた。また、収集したデータは、協力校の学生たちの自己評価による英語運用能力の凹凸を知るための資料として、本研究代表者が他に受託している研究のためにも用いた。測定尺度を開発しただけではなく運用にも軸を移し始めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の予定では、昨年度後半には全てのデータを収集し終え、本年度を迎える予定であった。しかしながら、発新型コロナウィルス蔓延の影響を受け、データ収集の機会も限られてしまい、今年度の前期途中までデータを収集していくことにした。データ分析を夏休み期間中に集中して行い、秋以降は学会等で積極的に発信していく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年7月まで、できるだけデータ収集を行うこととする。そこまでに集まったデータを2022年8月に統計処理にかけて分析を行い、本研究で作成した測定尺度の妥当性を2022年9月以降に日本工学教育協会の年次大会等で、研究で得た積極的に発信していく予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染拡大の関係で、以下が生じた。 1.研究者間の会合や情報収集のための国内外のイベントがオンラインのみでのやり取りに限られたため、当初予定していたほどの旅費執行がなかった。 2.調査のための学校訪問がまん延防止法措置等により制限され、調査の回数と調査協力者の人数が制限されたため。
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Research Products
(2 results)