2021 Fiscal Year Annual Research Report
Preparing-to-teach for enhancing the learning effects of teaching
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19K03225
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| Research Institution | Shizuoka University |
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Principal Investigator |
小林 敬一 静岡大学, 教育学部, 教授 (90313923)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 教授による学習 / 教授準備 / 教授的説明 / 構成的処理 / 大学生 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
(1)教授準備学習と教授による学習に関する理論的レビュー：本研究全体の理論的ベースを構築することを目的として，関連する先行研究を広くレビューして教授準備と教授の学習効果を説明する様々な考えを５つの仮説に整理し，批判的検討を加えた（成果報告：教育心理学研究, 2020年, 68巻, pp. 401-414）。
(2)教授準備学習と対面的教授の結合による学習効果の検討：教授準備学習と対面的教授が結合した場合にどのような学習効果が得られるか実験的に検討した。また，対面的教授を，教授的説明の産出フェーズと相互作用フェーズに分け，それぞれが学習パフォーマンスに及ぼす影響についても分析した（成果報告：European Journal of Psychology of Education, 2021年, オンライン版）。
(3)協同的教授準備学習と教授的説明の結合による学習効果の検討：教える準備を協同で行う協同的教授準備学習を新たに提案し，個人的教授準備学習と比較することで，協同的教授準備学習が教授的説明の学習効果にどのような影響を及ぼすか実験的に検討した（成果報告：Instructional Science, 2021年, 49巻, pp. 811-829）。
(4)教授準備学習過程の分析：教授準備学習の過程を解明することを目的として，学習中にとられたメモの内容を詳細に分析する研究（成果報告：静岡大学教育学部研究報告(人文・社会・自然科学篇), 2020年, 71号, pp. 108-115），協同的教授準備学習中の会話を分析する研究（成果報告：静岡大学教育学部研究報告(人文・社会・自然科学篇), 2021年, 72号, pp. 169-182）をそれぞれ実施した。
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