2019 Fiscal Year Research-status Report
介護行動の行動分析に基づくユマニチュード評価システムの開発
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19K03378
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
高橋 雅治 旭川医科大学, 医学部, 教授 (80183060)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池上 将永 旭川医科大学, 医学部, 講師 (20322919)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 行動分析 / ユマニチュード |
Outline of Annual Research Achievements |
介護行動の行動分析を行うために、ユマニチュードについての医療従事者向けの教科書等を集めて、ユマニチュードを構成する行動単位を集めた。行動の単位は、弁別刺激、オペラント反応、強化刺激という3項目随伴性の枠組みを用いて記述することが試みられた。具体的には,見つめる、話しかける、触れる、立つという4つのケアを構成する150 以上のメソッドをオペラント反応の連鎖として記述するために,連鎖を構成する部品となる反応を再定義する。定義する方法としては有限オートマトンを用いた。これにより,ユマニチュードがバリデーションやパーソンセンタードケアと共通する技法を明らかにすると同時に,次年度以降に効果を検証すべき技法を明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
文献に基づく研究が中心であったため、予定していた通りに進展した。
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Strategy for Future Research Activity |
2020 年度および2021 年度においては、ユマニチュードに特有であり効果を評価すべき技法についてA4 で1 枚程度の評価用紙を作成し,これをユマニチュードの訓練を受けた旭川医科大学の学生に配布して,訓練後に配属される介護施設で患者を担当した際に記入してもらう予定であった。だが、新型コロナウィルスの影響で実施計画を大幅に変更する可能性がある。場合によっては、評価研究は2021年度に行うかもしれない。
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Causes of Carryover |
ユマニチュードを構成する行動単位の分析が不十分であったため、次年度も同様の分析を行う必要が発生したため。次年度は、ユマニチュードの行動分析と評価方法の開発を並行して行う計画を立案した。
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