2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of Coding Schemes for Position Errors
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19K04400
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| Research Institution | Waseda University |
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Principal Investigator |
細谷 剛 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 講師(任期付) (60514403)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 符号化 / 復号法 / ストレージデバイス / 位置誤り |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度は前年度に引き続き，ストレージデバイスに対する符号化と，ビットパターンメディアに対する符号化・復号法の開発に取り組んだ．本年度の成果は，1) 非正則なマーカー符号の配置を施した2次元符号化・復号法，2) マルコフ情報源にしたがって情報系列が発生する符号化法，3)多元符号を用いたストレージデバイスに対する符号化法を開発した．
1)については，レーストラックメモリを対象として，読み込みヘッドごと間隔の異なるマーカー符号を配置した．マーカーの間隔は，与えられたヘッド数に対し対称情報レートをモンテカルロベースの計算法によって最適な値を求めた．マーカー符号を用いた2次元の符号化法を用いると，通信路推定における繰り返しのフィードバックを必要とせずに高い復号性能が得られた．
2)については，挿入/削除誤りが発生する通信路においては，符号化の前にマルコフ情報源によって系列を発生させた方が高い性能をもつことを示した．提案手法としては，マルコフ情報源からトレリス符号に変換する必要があり，1)と同様，対称情報レートを数値的に計算し，トレリス符号を構成した．挿入/削除誤りの発生確率が高い領域において，提案手法は従来手法より高い性能を示した．
3)については，グラフベースの符号を用いた．検査制約と多元符号の特徴を考慮し，異なるストレージデバイスに接続するよう修正を加えると，考慮しない場合において高い性能を示すことを明らかにした．特に空間結合符号に対しては，必ず性能が向上することが確認された．
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね予定通り進んでいる．
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| Strategy for Future Research Activity |
位置誤りに対する符号化については十分な成果が得られた．
ストレージデバイスに対する符号化法について引き続き検討する．
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| Causes of Carryover |
機器の調達が遅れたため
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