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2020 Fiscal Year Research-status Report

近代都市景観のイマーシブドキュメンテーション:深層学習による要素推定と空間再現

Research Project

Project/Area Number 19K04810
Research InstitutionShibaura Institute of Technology

Principal Investigator

篠崎 道彦  芝浦工業大学, 建築学部, 教授 (60241014)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords近代都市景観 / インドネシア / 機械学習 / Virtual Reality
Outline of Annual Research Achievements

1. 前年度収集インドネシア近代都市景観関連資料をもとに作成したデータを用いて機械学習によるモノクロ画像の色彩推定実験を行った.畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を利用したZhangらによるアルゴリズム, 敵対的生成ネットワーク(GAN)を応用したIsolaらによるPix2pix,Adobe社のフォトレタッチソフトに実装されたニューラルフィルタなどを使用した実験の結果,いずれも一定の着彩が得られた.しかし,モデリングに適用可能な色彩を決定できる水準までには至らなかった.
2. 近代都市景観画像のデータセットを拡充するため,動画映像の探索収集を行った.その結果,1938年から1941年の間に撮影された合計約120分のカラー映像が得られた.Python/OpenCVを用いて動画から画像データを抽出,データセットに追加する画像の選別と加工方法について検討した.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウィルス感染拡大による,①渡航制限,学会中止による現地調査および国際会議発表の未達,②教育,学内用務対応による研究エフォート低下,③学内作業補助者の雇用停止.

Strategy for Future Research Activity

遅れている研究計画2年目の作業については,動画から抽出した画像によりデータセットを拡充して対応する予定である.研究計画3年目に予定する現地での被験者実験については,リモートでの実施方法を検討した上で必要に応じて計画を見直す.

Causes of Carryover

新型コロナウィルス感染拡大の影響による渡航制限,学会中止のため,計画していた現地調査,国際会議発表を延期し,係る経費を次年度に繰り越す
深層学習の計算能力増強のため計画していたグラフィックプロセッサユニット(GPU)搭載カードが,半導体供給不足の影響により調達できなかったため,次年度に繰り越す.

URL: 

Published: 2021-12-27  

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