2021 Fiscal Year Research-status Report
コネクショニストモデルを用いた消費者語彙における感性情報の抽出と共感構築
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19K04887
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| Research Institution | Chiba Institute of Technology |
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Principal Investigator |
齊藤 史哲 千葉工業大学, 先進工学部, 准教授 (30625132)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | テキストマイニング / 機械学習 / データマイニング / シズルワード / オノマトペ / 顧客満足度 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
前年の研究に引き続き，「webに投稿される言語における感覚的な表現」，「顧客の満足度に関する調査情報」の解析に関する研究を行ってきた．特に，カスタマーレビュー中で投稿者の感覚や心的状態を表すと思われるあいまいな表現と満足度の関連性および，これらの性質について解析を進めてきた．対象の製品への直接的な評価以外に，時期や地域，過去の利用経験など様々要因から影響を受けていると考えられることから，これらに関する機械学習ベースの解析手法を新たに提案してきた．また，大規模アンケートにおいても多くの質問項目や顧客の属性から同様な構造が想定できることから，これらについても解析手法に関する研究を行ってきた．特に学習モデルから知識を抽出し，説明可能性を高める技術であるXAIに関する研究を行ってきた．ここでは，1サンプルの識別に対して説明を与えるLIMEに対して全体的な識別傾向を可視化する手法を新たに提案し，満足度調査のアンケートデータへの適用を進めてきた．また，美容院業界の地域性や家電量販店のオンラインマーケティング，学習塾，宿泊予約サイトなど特定の対象を絞ったユーザに関するデータ解析を通じて新たに提案した方法の有効性および解析対象に関する知見獲得を進めてきた．XAIに関する研究は学習モデルに関する知識獲得の観点からも重要性はますます高まると考えられることから，今後も引き続き，これらの研究を進めていく予定である．
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
提案方法や解析内容の精査がやや遅れたため，研究成果としてまとめる段階において当初の予定よりやや遅れている．
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| Strategy for Future Research Activity |
本課題の補助事業期間を延長することで，21年度中にまとめきれなかった成果を22年度の成果としてまとめる予定である．
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| Causes of Carryover |
コロナウィルスの感染拡大に伴い当初予定していた出張が中止となったため，次年度使用額が生じた．学会発表の出張ならびに研究成果の学会誌への掲載料金への使用を予定している．
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