2022 Fiscal Year Annual Research Report
含フッ素コンポジット類をキーとした水中有機微量汚染物質の高効率除去システムの創出
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19K05027
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
澤田 英夫 弘前大学, 理工学研究科, 客員研究員 (50259909)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 含フッ素オリゴマー / コンポジット / マグネタイト / 超親油/超撥水 / 選択的除去 / 含フッ素芳香族化合物 / 有機汚染物質 / 排水 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度における研究では、令和2年度における研究成果を発展させ新しいタイプの超親油/超撥水性を示す含フッ素コンポジット類の開発に成功した。さらに本研究ではこれら研究成果を海外を含めた関係学会で発表を行い、学会会場にて関係する研究者との”face to face”な意見交換により更なる研究展開を図る計画であった。しかしながら,コロナウイルス感染症の関係で国内外で開催予定であった ”face to face”な学会の開催が全てキャンセルとなり,当初の研究計画が遂行できない状況となった。 よって、令和4年度においては令和2年度および3年度において得られた研究成果に関する招待講演、次いで ”含フッ素オリゴマーシリカ/マグネタイトコンポジットの調製と磁場作用下における水中に存在する微量含フッ素芳香族化合物の高選択的除去への応用に関する研究” および ”含フッ素オリゴマーとシクロデキストリンポリマーとのコンポジット化さらには得られたコンポジット粒子による水中に存在する有機化合物の吸着および繰り返し特性に関する研究” についてアメリカで開催された関係国際学会さらには国内関係学会で口頭発表をそれぞれ行なった。これら招待講演と口頭発表では、関連する研究者との積極的な意見交換を通して“工場排水さらには河川等における微量有機フッ素化合物の高効率、高選択的な除去に関する技術開発が特に急務である”等の知見も入手でき、研究の更なる進展ができた。このような一連の興味深い研究成果はまた、新たに総説として外部への発信をも可能とさせた。
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Research Products
(4 results)