2022 Fiscal Year Research-status Report
ラテックスナノ粒子を補強粒子かつ細胞分化の増強因子に用いた新規軟骨組織の創成
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19K05701
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Research Institution | Toyota Technological Institute |
Principal Investigator |
岡本 正巳 豊田工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (60288553)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ラテックス / 3次元培養 / マイクロインデンテーション / 弾性率 |
Outline of Annual Research Achievements |
低酸素環境下における軟骨細胞分化誘導効果の評価を行った。
ラテックスの存在によってさらなる分化誘導効果の検証を行った。 1%酸素濃度環境下において、軟骨分化誘導を遺伝子レベルで解析し、ラテックスの軟骨分化誘導の事実をより強固なものにすることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
幹細胞を用いて、インビトロ培養における軟骨組織形成のための実現可能な新規戦略が確立でき、軟骨組織再生用の新たなバイオマテリアルの創出可能となったから。
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Strategy for Future Research Activity |
低酸素レベルにて形成された軟骨組織の力学特性(圧縮試験)を行う。
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Causes of Carryover |
コロナ禍、国際会議が中止またはオンラインとなり出張旅費の使用額が予定よりも減少したため。
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