2024 Fiscal Year Annual Research Report
炭疽菌およびセレウス菌の芽胞・栄養型細胞に抗菌活性を有する食品添加物の多面的活用
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19K05890
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| Research Institution | National Institute of Infectious Diseases |
Principal Investigator |
奥谷 晶子 国立感染症研究所, 獣医科学部, 室長 (60392320)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 芽胞発芽制御 |
| Outline of Annual Research Achievements |
食品添加物として使用されるグリシン、甘草抽出物に加えてL体アミノ酸(L-alanine、L-tyrosine)、D体アミノ酸(D-alanine、D-tyrosine、D-glutamic acid)をの炭疽菌芽胞の発芽阻止能および栄養型細胞の増殖能を確認することが目的である。 Muller Hinton brothに混合し、炭疽菌ワクチン株34F2株の芽胞液を植菌し、37℃で一晩振とう培養した。培養開始100分までは10分毎、以降は24時間後まで経時的にOD600を測定して芽胞の発芽および栄養型細胞の増殖の有無を確認した。 グリシン、甘草抽出物では、芽胞の発芽時に見られる吸光度低下が見られなかったこと、および培養開始24時間後も吸光度の上昇がみられなかったことから、これらの化合物が、炭疽菌34F2株芽胞の発芽抑制作用と栄養型細胞の増殖抑制作用を持つことが明らかとなった。 発芽促進作用のあるL体アミノ酸ではL-alanineが最も促進作用が高かった。D体アミノ酸では培地のみと比較して吸光度の低下は抑制され、部分的な発芽の抑制はみられたものの、L体、D体ともに24時間後の栄養型細胞への増殖が確認された。
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[Book] 獣医公衆衛生学2024
Author(s)
獣医公衆衛生学教育研修協議会
Total Pages
496
Publisher
文栄堂出版
ISBN
978-4-8300-3289-9