2023 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of the mechanism underlying osteoclastic differentiation and functional regulation by ligand-independent GPCR activation
Project/Area Number |
19K05954
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
石橋 宰 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 准教授 (70293214)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
目良 恒 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任講師 (70650381)
乾 隆 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 教授 (80352912)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 破骨細胞 / G蛋白質共役型受容体 / ゲノム編集 / ノックアウトマウス / 骨髄細胞 / CRISPR/Cas9 / RANKL |
Outline of Annual Research Achievements |
我々は、これまでに、Gpr137b遺伝子の第3エクソン領域を CRISPR/Cas9法に基づくゲノム編集によって欠失させた C57BL/6Jマウスを作製した。そこで,本研究期間では,同遺伝子ヘテロ欠損マウス同士の交配により得られた同腹仔の野生型マウス,および Gpr137bホモ欠損マウスを用いて次の実験を行った。これらのマウス(25 週齢,雄性)の長管骨から採取した骨髄細胞に対し,Receptor activator of nuclear factor-kappa B ligand (RANKL)による破骨細胞分化誘導を施し,破骨細胞マーカー遺伝子の発現量をqRT-PCR にて評価した。その結果,Gpr137b ホモ欠損マウス由来の骨髄細胞において,野生型マウスと比較し,破骨細胞マーカー遺伝子の発現が有意に減少したことが示された。中でも,破骨細胞分化後期のマーカーである calcitonin receptorの発現減少は顕著であった。 次に,同腹仔の野生型マウス, および Gpr137bホモ欠損マウス(35 週齢,雄性)を用いた骨形態計測に際しては,骨標識剤としてテトラサイクリンおよびカルセインを6日間間隔を開けて皮下投与し,36時間後に大腿骨を分離した。その後,非脱灰組織標本作製と各種骨代謝パラメータの測定を実施した。その結果,Gpr137bホモ欠損マウスでは,野生型マウスと比較して,破骨細胞数や浸食面等の破骨細胞に関するパラメーターの値が低下している傾向が認められた。
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Research Products
(1 results)