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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Investigation of epigenetic mechanism underlying longevity in honeybee.

Research Project

Project/Area Number 19K06077
Research InstitutionToyama Prefectural University

Principal Investigator

鎌倉 昌樹  富山県立大学, 工学部, 講師 (60363876)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 齋藤 裕  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (60721496)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywordsミツバチ / 寿命 / 幼若ホルモン / 受容体
Outline of Annual Research Achievements

これまでの解析から、女王蜂のヘテロクロマチン化が長寿命化に関与にしていることを明らかにしている。また、女王蜂の長寿命化には女王蜂分化誘導因子であるロイヤラクチン/EGFRの下流で幼若ホルモン(JH)が関与している可能性も明らかにした。これまでにミツバチを含む膜翅目におけるJH受容体であるMethoprene tolerant(Met)は未だ同定されていない。そこで、ミツバチのMet及そのCo-factorであるSteroid receptor co-activator(SRC)の同定を試みた。ショウジョウバエ、カイコ、コクヌストモドキ由来Met及びカイコ、コクヌストモドキ由来SRCのORFの配列を基に、ミツバチのゲノムに対するtBlastx解析を実施した。その結果、NCBIにおいてミツバチ(Apis mellifera)には遺伝子アノテーションのミスによりClock遺伝子が2つ存在していることになっており、2つの内の片方の遺伝子がMet(AmMet)であることが分かった。また、SRC遺伝子(AmSRC)は、nuclear receptor coactivator 3と命名された遺伝子であった。さらに、ルシフェラーゼを用いたレポーターアッセイやRNAi試験によりAmMetとAmSRCがJHの下流の転写因子として機能していることを明らかにした。一方で、レポーターアッセイの解析から、時計遺伝子のClockやCycleはJHの下流の因子の転写には関与していないことも明らかとなった。また、AmMetとAmSRCと同様にbHLH-PASドメインを持つ他の転写因子、AmMet、AmSRC、AmClockやAmCycleのアミノ酸配列を基に系統樹解析を実施した結果、同定したAmMetとAmSRCは、Clock、CycleなどではなくMetやSRCのfamilyのそれぞれに属していた。

  • Research Products

    (4 results)

All 2022 2021

All Presentation (4 results)

  • [Presentation] 変形性膝関節症に対するローヤルゼリーの予防効果の検討について2022

    • Author(s)
      岡山靖佳、落合信介、 堀江哲寛、家崎高志、深澤和也、鎌倉昌樹、 池野久美子、永松剛、檜井栄一
    • Organizer
      日本薬学会第142年会
  • [Presentation] セイヨウミツバチのMulti-omics解析による疾病探索2021

    • Author(s)
      熊倉大騎、砂川純也、白又拓也、中岡慎治、鎌倉昌樹
    • Organizer
      日本微生物生態学会第34回大会
  • [Presentation] Virome解析を用いたウイルス普遍性の探索2021

    • Author(s)
      砂川純也、熊倉大騎、白又拓也、中岡慎治、鎌倉昌樹
    • Organizer
      日本微生物生態学会第34回大会
  • [Presentation] 変形性膝関節症に対するローヤルゼリーの予防効果の検討について2021

    • Author(s)
      岡山靖佳、落合信介、 堀江哲寛、家崎高志、深澤和也、鎌倉昌樹、 池野久美子、永松剛、檜井栄一
    • Organizer
      第 12回 岐阜薬科大学機能性健康食品研究講演会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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