海洋アルカロイドの起源解明法確立研究

2020 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 19K06210
• Research Institution: Kochi University
• Principal Investigator: 小野寺 健一 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 助教 (50500196)
• Project Period (FY): 2019-04-01 – 2022-03-31
• Keywords: アルカロイド

Outline of Annual Research Achievements

海洋アルカロイドは複雑な生物同士の繋がりもあり、どの生物が生産しているのかよく分かっていない。海洋アルカロイドは食中毒などにも関わっていて、生産生物を特定することが食中毒予防のためにも必要ではないかと考えている。この研究では海洋アルカロイドを生産している生物を特定する方法の開発を目的としている。
本年度も海洋アルカロイドの起源を解明するための、当該物質の収集を行った。生物の収集や培養を行いアルカロイドの生産を行なった。

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

生産生物特定法の開発に使用する、アルカロイドを生産する生物の入手に手間取っている。2021年度には目標重量に到達する見込み。

Strategy for Future Research Activity

解析方法確立のためのアルカロイドを既定量得るために引き続き生物の採集と培養を行う。目標に達し次第方法論の確立を行う。

Causes of Carryover

生物の入手に時間がかかっており、入手した生物の処理に当てていた予算を繰り越すことになった。目標に到達次第執行を行う。