2023 Fiscal Year Research-status Report
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19K06210
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
小野寺 健一 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 助教 (50500196)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | アルカロイド |
Outline of Annual Research Achievements |
海洋アルカロイドは複雑な生物同士の繋がりもあり、どの生物が本来の生産者であるのか完全に解明されていないケースが多い。海洋アルカロイドは食中毒にも関わっており、生産生物を特定することが食中毒予防のためにも必要であると想定された。本研究では海洋アルカロイドを生産している生物を特定する方法の開発を目的としている。本年度は海洋アルカロイドの起源を解明するための、当該物質の収集を引続き行った。生物の収集や培養を行いこれらからのアルカロイドの精製・単離を行った。収集生物分のアルカロイドは化学構造解析に十分量を獲得したと考えるので次年度に解析を行う。培養は引き続き行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
アルカロイドを生産する生物特定法の開発に使用する、アルカロイド生産生物の必要量の入手に手間取ったため。
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Strategy for Future Research Activity |
アルカロイドの起源解明のための当該物質は、収集生物分は化学構造解析に十分量を獲得したと考えているため、化学構造解析を行う。培養生物分は培養を継続し当該物質をさらに獲得しこちらも化学構造解析を行う。さらにこれらの解析を統合してアルカロイドの起源解明について方法論確立を目指す。
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Causes of Carryover |
生物の入手とアルカロイドの精製に時間がかかっており、入手した生物の処理とアルカロイド精製に当てていた予算を繰り越すことになった。
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