2021 Fiscal Year Research-status Report
中山間地域における農業資源管理の広域的担い手システムに関する研究
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19K06263
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
柏 雅之 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40204383)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 広域経営システム / 集落営農 / 広域経営法人 / 条件不利地域 / 集落営農の広域合併 / 集落営農の広域連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、国内の中山間地域農業の現場の経営体での実態調査や行政機関、農業団体での聞き取り調査のための国内出張、および条件不利地域再生政策に関する日欧の比較研究のための海外出張などが予算項目のほぼ全体を占めている。しかし、2021年度はコロナ禍により調査出張が行えなかった。所属する職場(大学)でも研究出張に関する厳しい規制が続いており、特に海外出張は原則不可に近い状況であった。このため研究計画に記載していた研究活動はできなかった。2021年度は、前年度までの調査活動によって得られていた情報等を使用しての取りまとめ活動を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究では全国各地での農業経営体、行政機関、農業団体などへの実態調査のための国内出張と、地域政策の日欧比較研究を行うための海外出張が研究活動の内容である。しかし2021年度は、コロナ禍により、調査出張はできなかった。職場(大学)からも海外研究出張の原則禁止に近い指示と、国内研究出張においても強い自粛が求められていた。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、コロナ禍もやや収まりつつあるため、停滞していた研究活動を大きく進めたいと考えている。国内の調査地としては新潟県、広島県等中国地域、熊本県等九州地域、岩手県等東北地域を計画している。
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Causes of Carryover |
本研究では、国内調査旅費と海外調査旅費とで予算項目のほぼすべてを占めている。しかしコロナ禍によってどちらの出張も実施することができなかった。そのため次年度使用額が生じたものである。
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