2021 Fiscal Year Annual Research Report
Robust self-renewal in 129 strain derived ESCs established by Esrrb
Project/Area Number |
19K06459
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
大塚 哲 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40360515)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ES細胞 / Esrrb / LIFシグナル / Stat3 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまで血清条件下においてNOD系統に由来するES細胞は樹立と自己複製の維持する ことができなかった。本研究により129系統特異的に発現が維持される転写因子としてEsrrbを同定した。 Esrrbの発現維持により、これまで阻害剤フリーの血清条件下においてES細胞株の樹立ができなかったNOD系統 に由来するES細胞株の樹立に成功した。ChiP-qPCR法により、このES細胞においてLIF-Stat3経路の活性化の亢進 が認められた。血清条件下におけるES細胞の自己複製には129系統型のStat3のゲノム結合パターンが重要である ことが示唆された。
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Research Products
(2 results)