2019 Fiscal Year Research-status Report
Exploring new molecular to depression vulnerability formation in striatum
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19K07190
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
宇野 恭介 摂南大学, 薬学部, 講師 (30608774)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高崎 一朗 富山大学, 学術研究部工学系, 准教授 (00397176)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 社会的敗北ストレス / 線条体 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、まず社会的敗北ストレス(repeated social defeat stress(RSDS))の暴露を行った。RSDSは既報(Golden et al 2011)を参照にった。7 週齢のC57BL/6J マウスをdefeat ケージ内において、ICR マウスとの身体的な接触を10 分間行った後、無色透明なプラスチック板で二分し、24 時間の感覚的な接触を行った。この操作を1 日に一度、計10 日間行い、うつ病モデルマウスを作成した。 RSDS 終了24 時間後に、social interaction test により社会性行動を測定した。本モデルは一定の割合でストレス誘発性うつに対し抵抗性を示すことが報告されており、約1/4 がストレス感受性群、残りが抵抗性群という結果を得た。これらのコントロール群、抵抗群、感受性群の各脳サンプルより線条体を抽出し、ライブラリを作成した。得られたライブラリを外部委託により次世代シークエンサーの解析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度より、新しい大学に異動したため、実験のセットアップに時間がかかった。また、年度末よりの世界的な騒動により、協力研究学生および自身の自宅待機などにより実験が停止している。
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Strategy for Future Research Activity |
世界的な騒動により研究自体に遅れも生じており、今後どのようになるかが不透明であるのが現状である。初年度行う予定であった次世代シークエンサーの解析は、外部委託に変更し、現在業者に委託中である。結果を受け取り次第ゲノム編集を行いたいと思う。ゲノム編集の技術は他の研究ぢ進行中である。
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Causes of Carryover |
研究の遅れにより次世代シーケンス解析が完了しておらず、その解析費用に使用する。
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Research Products
(35 results)