2021 Fiscal Year Annual Research Report
Development of prevention of Alzheimer's disease using transgenic soybean expressing amyloid beta protein
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19K07989
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
瓦林 毅 群馬大学, 医学部, 非常勤講師 (90186156)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | アルツハイマー病 / 免疫療法 / アミロイド / 組み替え蛋白 / ダイズ / バイオマーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
より直接的な免疫療法の開始のために、アミロイドbeta蛋白(Abeta)のアミノ末端4-10を発現する組換えダイズ蛋白(Abeta+)をマウスに投与してモノクローナル抗体の作成を行った。 大豆蛋白の経口免疫療法の実用化について製薬会社と協議した。 治療法の薬効評価のためにアルツハイマー病バイオマーカーの検討を続けた。前年はMass Spectrometryによる脳脊髄液Abeta種の測定について報告したが、本年は脳脊髄液中のTotal Tau、p181Tau、p217Tau, Neurofilament light chain (NFL)の4種を同時に測定する系を開発した。各種神経疾患を測定中であり、より早期からアルツハイマー病を診断でき、他の認知症疾患との鑑別ができる診断法として期待される。 加齢による認知機能低下を明らかにするために19歳から93歳までの地域住民総数4442例の認知機能を経時的に測定した。MMSEの低下は55歳から64歳で低下を始めた。低下には教育年数と年齢が相関した。このうち56例の軽度認知障害と5例の認知症が認められた。軽度認知障害のMMSEの経時的検討では13例が改善し、5例は変化なく、7例が悪化した(Nakahata N, Kawarabayashi T, et al., J Zlzheimers Dis 2021)。Apolipoprotein Eのgenotypによってこの変化は異なり、さらに解析を続けている。 我々の参加するDominantly Inherited Alzheimer Network (DIAN)研究において、Resting state functional connectivity MRI(rs-fMRI) の検討を行った。18から94歳の1340例を対象にrs-fMRIを行い、その部位的な比較から患者がアルツハイマー病期のどこにあるのか推定できることを示した。アルツハイマー病では発症前から脳の機能的老化が促進していることが示された。rs-fMRIは脳のアルツハイマー病の機能的老化を評価する指標になりうると考えられた(Gonneaud J, et al., Nature Comm, 2021)。
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[Journal Article] Age-Related Cognitive Decline and Prevalence of Mild Cognitive Impairment in the Iwaki Health Promotion Project2021
Author(s)
Nakahata N, Nakamura T, Kawarabayashi T, Seino Y, Ichii S, Ikeda Y, Amari M, Takatama M, Murashita K, Ihara K, Itoh K, Nakaji S, Shoji M
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Journal Title
Journal of Alzheimer's Disease
Volume: 84
Pages: 1233-1245
DOI
Peer Reviewed
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