2019 Fiscal Year Research-status Report
双極性障害における気分変動の神経基盤についての多角的・縦断的研究
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19K08049
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
織部 直弥 九州大学, 医学研究院, 特別教員 (70730498)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 双極性障害 / 脳波 / 聴性定常反応 / 縦断的研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は測定環境を整えた後、13名の双極性障害患者の脳波測定を行った。また、健常者は10名の測定を行った。 このうち1名の双極性障害患者については病相の変化に応じて2回目の測定も行った。 予備的な解析を行い、双極性障害患者では40Hz刺激に対する位相同期性が健常者と較べて有意に減少していることを見出し、国際学会で発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
測定環境を整え、複数の被験者の同意を得て実際に測定を行い、予備的解析を行うことも出来ているため。
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Strategy for Future Research Activity |
被験者のリクルートを進め、データを蓄積し、解析を進める。
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Research Products
(3 results)