2023 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
19K08142
|
Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
三浦 富智 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 教授 (20261456)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
葛西 宏介 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (50400148)
有吉 健太郎 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50462750)
山城 秀昭 新潟大学, 自然科学系, 教授 (60612710)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 放射線生物影響 / 慢性炎症 / 糖尿病 |
Outline of Annual Research Achievements |
シンガポール国立大学に所属する研究協力者と連携し、これまでの採取した二型糖尿病マウスモデルの資料を用い、病理組織学的解析を行った。造血組織に含まれる脾臓では、放射線線被ばくにより、脾臓髄質周囲を取り囲む細胞群の蓄積に変化が認められる。また、精巣の成熟が二型糖尿病マウスで著しく低下している要因を解析中である。 肥満マウスにおける末梢血リンパ球における染色体異常頻度の上昇と放射線感受性との関連に注目し、研究を進める予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
海外から輸入となるモデルマウスの確保が複数年困難であったため、これまで作成したマウス試料の解析にとどまった。
|
Strategy for Future Research Activity |
海外から輸入となるモデルマウスの確保が複数年困難であったため、国内生産モデルマウスに切り替えて研究を実施せざるを得ないと判断した。研究延長が認められ次第、国内生産モデルを利用して研究を実施する。
|
Causes of Carryover |
海外から輸入予定のモデルマウスが入手できなかったため次年度使用額が生じた。 次年度は、国内で生産される糖尿病モデルマウスを購入し、X線照射と糖尿病の二重ストレスモデルを用いた解析を実施する。
|