2021 Fiscal Year Annual Research Report
Prospective evaluation of impact of Calcium score in lower extremity on clinical outcomes after endovascular treatment
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19K08159
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
吉川 公彦 奈良県立医科大学, 医学部, 副学長 (10161506)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大林 賢史 奈良県立医科大学, 医学部, 特任准教授 (30596656)
市橋 成夫 奈良県立医科大学, 医学部, 学内講師 (60597102)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 下肢閉塞性動脈硬化症 / カルシウムスコア / 再狭窄 / 下肢大切断 / 心血管イベント |
Outline of Annual Research Achievements |
奈良県立医科大学付属病院に入院するPAD患者について、下肢動脈カルシウムスコア、年齢、性、喫煙・飲酒習慣、body mass index、冠動脈疾患の有無、脳血管障害の有無、 糖尿病の有無、高血圧の有無、 脂質異常症の有無、腎不全の有無、透析歴の有無、フラミンガムリスクスコア、抗血小板剤内服の有無、造影剤腎症の有無などの項目を含む基本データベースを構築した。2018年1月から2020年12月末までに研究に同意が得られた127名のうち、血管内治療後の経過観察期間が1ヶ月未満の25名は除外し、102名を分析対象とした。平均年齢は73.9歳、女性27.5%、高血圧76.5%、糖尿病58.8%、脂質異常症46.1%、虚血性心疾患の既往30.4%、脳梗塞の既往19.6%、透析患者25.5%、BMI中央値22.2だった。カルシウムスコア中央値は2807(0-54383)だった。病変長は中央値20(1-45)cm、完全閉塞は51%に認めた。X線透視下でのPACSSカルシウムスコアは0,1,2,3,4がそれぞれ40.2%,17.2%,9.2%,5.7%,27.6%だった。PACSSスコアとCT計測によるカルシウムスコアには比較的強い相関が見られた(相関係数0.67 P<0.001)。血管内治療の治療デバイスはバルーン拡張術19.6%、ベアメタルステント留置 9.8%、薬剤溶出ステント留置 20.6%、薬剤コーティングバルーンによる拡張 40.2%、ステントグラフト留置 9.8%だった。ABIは治療前0.57から治療後0.91に改善した(P=0.002)。治療部位の一次開存率(再狭窄回避率)は1,2年で88%,74%だった。単変量解析による再狭窄のリスク因子は透析患者のみで(HR4.225, 1.701-10.492, P=0.002)、PACSSスコアやCTでのカルシウムスコアは有意な予測因子とはならなかった。
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[Journal Article] Clinical Impact of Stent Graft Thrombosis in Femoropopliteal Arterial Lesions.2021
Author(s)
Ichihashi S, Takahara M, Iida O, Suzuki K, Yamaoka T, Maeda K, Tobita K, Kobayashi T, Nakama T, Shingaki M, Ozaki S, Akagi D, Soga Y, Iwakoshi S, Fujimura N, Kichikawa K.
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Journal Title
JACC Cardiovasc Interv.
Volume: 14
Pages: 1137-1147
DOI
Peer Reviewed
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