2021 Fiscal Year Annual Research Report
川崎病治療反応性の予測因子および難治例への層別化治療法の確立
Project/Area Number |
19K08323
|
Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
長谷川 俊史 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90314806)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 一雅 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (50526895)
安戸 裕貴 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70422285)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 川崎病 / 免疫グロブリン大量静注療法 / 免疫担当細胞 / サイトカイン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では山口県内の川崎病の患者情報、検査データおよび検体を収集し、免疫グロブリン大量静注療法 (IVIG) 反応症例およびIVIG不応症例にわけ、免疫担当細胞、血清を解析し、IVIG不応川崎病の病態解明および層別化治療の確立を目的とする。 現在山口大学医学部附属病院および山口県内の関連病院から川崎病症例を集積し、臨床症状、一般血液検査データ、免疫担当細胞、サイトカイン濃度などの解析を進め、IVIG反応群および不応群の比較検討を行っている。当該年度はIVIG不応川崎病におけるシクロスポリンA投与による免疫担当細胞の動態を明らかにした。
|