2021 Fiscal Year Research-status Report
新生児における脳循環、酸素代謝状態に基づく輸血基準作成の為の基礎的検討
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19K08349
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
小谷野 耕佑 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (20437685)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安田 真之 香川大学, 医学部附属病院, 准教授 (00380155)
若林 誉幸 香川大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20644735)
中村 信嗣 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (30437686)
日下 隆 香川大学, 医学部, 教授 (50274288)
森本 絢 香川大学, 医学部附属病院, 医員 (80813881)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 未熟児貧血 / 脳循環 / 近赤外光 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度から継続して基礎的検討及び臨床的検討を行っている。 基礎的検討として、豚新生児急性貧血モデルにおいて、予定していた各パラメータの測定を安定して実施できるようモデルの調整を行いながら研究を進めている。 臨床的検討として、ヒト新生児において近赤外光時間分光測定装置 (TRS-21 浜松ホトニクス社)を用いて経時的に脳ヘモグロビン酸素飽和度、脳血液量の測定を行い、貧血の進行によるこれらパラメーターの変化を観察をおこなっている。今後測定症例を増やしていく事で、想定している早産児における未熟児貧血の進行による脳血液量の代償性増加の存在を明らかにすることができると考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
測定対象となる早産児の出生数が予測値を大きく下回っているため。 新型コロナウィルス感染予防の為に外部協力者との接触を避ける必要があるため。
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Strategy for Future Research Activity |
豚新生児急性貧血モデルを用いた基礎的検討を3年間で実施予定であったのを1年程度延長し、ヒト早産児については対象児の出生状況を観て計画の調整を行う。
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Causes of Carryover |
測定対象となる早産児の出生数が予測値を大きく下回っていること、また新型コロナウィルス感染予防の為に外部協力者との接触を避ける必要があったため研究が予定より遅延している。 今年度は、積極的に外部協力者と打合せを行い研究を進めたい。
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