2021 Fiscal Year Research-status Report
ノンコーディングRNAとエクソソーム機能解析から腎臓病の新規治療法を開発する
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19K08727
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
堀野 太郎 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (90448382)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市居 修 北海道大学, 獣医学研究院, 准教授 (60547769)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | non-coding RNA / microRNA / long non-coding RNA |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒト・モデルマウスでそれぞれ健常群と疾患群の腎臓内・血中・尿中miRNA/lncRNAを網羅的に解析してバイオマーカー候補miRNA/lncRNAの選抜を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
診療・学部教育の負担増のため研究時間が圧迫を受けているため。特に新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降は負担増の悪化がはなはだしいため。さらに本研究ではPCRにてnon-coding RNAの同定を行っているが、PCR研究用資材が新型コロナ検査のため使用され物品供給不足のため入手困難となっているため。
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Strategy for Future Research Activity |
対象する疾患群で、バイオマーカー候補miRNA/lncRNAと腎機能・病理組織の変化の相関関係の解析を進め、miRNA/lncRNAが制御する病態の検討を進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより研究以外の業務が増加しており、さらに、研究用資材も供給不足のため入手困難となっているため。次年度は感染状況を踏まえつつ予定していた計画を実施する。
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