2021 Fiscal Year Annual Research Report
Functional analisis of vitamin D effect on vitiligo pathology
Project/Area Number |
19K08765
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
山崎 研志 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40294798)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 白斑 / ビタミンD / ゲノムワイド連鎖解析 / 自己免疫疾患 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、尋常性白斑患者を対象としてコレカルシフェロールの補充が尋常性白斑症状を改善するのかを検証することを計画した。昨今のコロナウィルス騒動CONVID-19によって、試薬準備や試験準備が予定より遅たが、2021年度に施設の倫理承認を得たのちに、被験者のリクルートを開始することができた。現在、被験者リクルートと解析を順次進めている。白斑状態の評価方法として、全身臨床症状評価(VASI)とともに局所病変の写真撮影画像評価で有効性を検討する方法について、デジタルカメラで撮影した画像を image J 等の画像解析ソフトウェアにて解析する画像解析手法を構築した。これらを用いて経時的な白斑部の面積や色調の変化などを解析して評価する方法を既存の尋常性白斑皮膚画像を用いて検証している。また、皮膚色・日焼けのGWAS解析を行うことにより、その遺伝的背景を検証し、報告した(Journal of Investigative Dermatology, 2020)。ロドデノール反複塗布誘発白斑モデルマウスにコレカルシフェロールを投与し、白斑形成抑制機構や形成された白斑の改善機構を免疫組織学的、分子生物学的に検証する計画については、自然発症白斑マウスモデルを構築し、解析中である。免疫組織学的、分子生物学的に白斑形成抑制機構や形成された白斑の改善機構を検証するための、具体的な検証対象細胞としてヒトの獲得免疫と自然免疫に関与するCD4/CD8陽性細胞、IFN/IL-17産生細胞、樹状細胞、CD163陽性マクロファージ、CD303陽性形質細胞様樹状細胞、CD141陽性骨髄性樹状細胞などに対応する細胞群を想定し、これらの免疫染色法等の方法を確立した。
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Research Products
(2 results)