2021 Fiscal Year Research-status Report
骨髄液エクソソームにフォーカスした低リスクMDSの造血不全の病態解明と、治療応用
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19K08830
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Research Institution | 株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所) |
Principal Investigator |
平田 大二 株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所), 臨床腫瘍研究部, 上級特別研究員 (00372160)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲野 将二郎 株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所), 臨床腫瘍研究部, 上級特別研究員 (70811199)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | MDS / exosome / miRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
臨床的に低リスクMDSの可能性が高いと思われる患者に対して文書を用いて同意を得た後、骨髄液を採取した。累積で合計35名の方からサンプルを採取し、うち最終的に低リスクMDSに該当する方は10名程度であった。上記よりexoomal miRNAを回収し、-80℃に保存している。さらにサンプルを蓄積したのち、次世代シーケンサーによる解析を行い、有意な変化を抽出した後、培養細胞における検証を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウイルスにおける臨床業務の変化、研究分担者の移動などによりやや遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
低リスクMDSの骨髄液を追加で5名分集積し、その時点で次世代シーケンサーによる網羅的解析に進む予定である。
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Causes of Carryover |
次世代シーケンサーによる解析費用として100万程度を見積もっているが、その解析がサンプル集積の関係から次年度予定となったため。
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