2019 Fiscal Year Research-status Report
転移の鍵をにぎるSPP1遺伝子発現制御機構の解明とその応用
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19K09287
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
小阪 美津子 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (50270476)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | がん / 悪性度 / 転移 / SPP1 / 遺伝子発現制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
SPP1遺伝子の制御領域の単離と解析に必要となるコンストラクトの準備を進めた。ヒト正常および種々の癌細胞株を用いて、発現制御に関わる領域の絞り込みを行った。また、制御に関わる転写調節因子の候補を1種同定し、その因子との関連を進めている 同時に発現細胞を可視化するために制御領域下でEGFPを発現させるレポーター遺伝子をがん細胞に導入し、発現細胞の挙動追跡が実施可能であることを確認した
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
がん細胞特異的発現制御領域の解析は順調に進められた一方、細胞のライブイメージング解析が購入機器選定および納品の遅延により、当初計画に比べるとやや遅れ気味である
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Strategy for Future Research Activity |
現在までのところ計画どおり推進できており、今後も同様の方向性で進める。計画の大きな変更や課題はない
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Causes of Carryover |
タイムラプス顕微鏡の納品が初年度から次年度に変更したため (メーカー出荷に遅延状況が生じたため)
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