2021 Fiscal Year Research-status Report
新たな自律神経スクリーニング法の開発・評価と周術期管理への応用
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19K09318
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
田中 誠 筑波大学, 医学医療系, 教授 (50236634)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | squatting test / baroreflex sensitivity / cardiovagal baroreflex |
Outline of Annual Research Achievements |
Squatting Testによる動脈圧受容体反射の測定と従来法との比較:健康成人を対象とし、左前腕に末梢静脈路を確保、右中指に非観血的動脈(Fiometer)と前胸部に心電図を装着する。Squatting Testを施行する。仰臥位で末梢静脈路よりphanylephrine、nitroprussideを投与し約20 mmHgの血圧変動を伴う昇圧、降圧試験を行う。安静時の心電図、動脈圧を10分間測定・記録しspontaneous sequence 法による動脈圧受容体反射を計測する。3種類の測定法による動脈圧受容体反射の感受性の相関を求める。今年度はコロナウイルス感染症拡大の影響で、研究の現場である附属病院のステージが正常化せず、被検者3名程度しかデータが集まっていないため、有効な解析が行われていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
附属病院手術室で健常ボランティアを募って行う予定だったが、コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、医療関係者以外の一般人の立ち入りが制限されたため、3名程度の被検者しかデータ収集できておらず、有効なデータ解析ができていない。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナウイルス感染症の収束と附属病院の感染ステージがIIに緩和され次第、被検者を広く募集し研究を加速したい。
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Causes of Carryover |
今年度はコロナ感染症の拡大から、附属病院のステージが継続してIIIであり、ボランティアを活用した本研究が進展しなかったため。附属病院のステージが継続してIIに緩和され次第、広く被検者を募集し研究を加速したい。
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