2019 Fiscal Year Research-status Report
The clarifiy the mechinism of postoperative cognitive dysfunction in the elderly rats
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19K09345
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
門井 雄司 群馬大学, 医学部附属病院, 准教授 (10292591)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 術後認知機能障害 / 高齢者 / サイトカイン / アミロイドタンパク |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度はImmunohistochemistry法を用いたβ amyloid proteinの脳内発現部位の決定を行った。Wistar系Rat(250-300g)を用いて、高齢ラットとしては24週ラット、若年ラットは7-8週ラットを使用した。セボフルラン1MAC麻酔下に、小開腹モデル(腹部を1-2cm切開)を作成する。コントロールラットはセボフルラン1MAC麻酔を行ったが小開腹を行わないモデルとした。2時間麻酔後にセボフルラン麻酔下にRat脳を4%ハラホルムアルデヒドで還流固定。固定2時間後にRat脳を取り出し、クライオスタット(Leica CM1900)を使用して10μmの脳スライスを作成。作成した脳スライスにABC法を用いたImunohistochemistry法で測定した。組織片中の内因性のperoxidaseをブロックするために0.3%H2O2を30分間投与。Phosphate buffer solution (PBS;pH=7.4)で洗浄後、3%のnormal goat serumで抗原を固定。1000倍に希釈した1次抗体であるamyloid protein抗体(アマシャム社製品)で24時間撹拌。PBSでその脳スライスを洗浄した後、Avidin-Biotin Complex(ABC kit:アマシャム社製)を投与し発色させ1時間後にHematoxilinでConter染色する。Conter染色することで脳のどの神経細胞により多く発現しているか観察を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
β amyloid proteinの発現が高齢ラットに多いことが観察されたが、若年ラットとはその発現量が有意差は認めなかったために、さらなる症例数を増加させて検討しようと考えているが、実験方法も変更を考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
高齢ラットでは海馬において若年ラットと比較してβ amyloid proteinの発現が多いことが観察されたが有意差は認めなかったために、さらなる症例数を増加させて検討中である。Wester blot法で海馬での発現総量を比較検討する方向にもっていく。
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Causes of Carryover |
β amyloid proteinの発現が高齢ラットに多いことが観察されたが、若年ラットとはその発現量が有意差は認めなかったために、さらなる症例数を増加させて検討しようと考えているが、実験方法も変更を考えている。 さらなる動物実験を行い、β amyloid proteinの発現に有意差が出る方法検討するための手法を模索中である。
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Research Products
(1 results)