2022 Fiscal Year Research-status Report
The clarifiy the mechinism of postoperative cognitive dysfunction in the elderly rats
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19K09345
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
門井 雄司 群馬大学, 医学部附属病院, 准教授 (10292591)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 高齢ラット / β amyloid タンパク / 認知機能障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、 デクスメデトミジンがいかなるメカニズムで認知機能障害するのかin vivoパッチクランプ法を用いた大脳皮質神経細胞内の神経細胞活動の変動の検討を高齢ラットと若年ラットを用いて比較検討してる。同時にImmunohistochemistry法を用いたβ amyloid proteinの脳内発現部位の変化・変動も検討している。in vivoパッチクランプ法を用いた神経細胞の電圧変化に関しては、高齢ラットでは若年ラットと比較して約20&の電圧低下が認められた。さらに高齢ラットでは若年ラットと比較してβ amyloid proteinの脳内発現量は海馬において約20%の増加を求めた。現在、デクスメデトミジンを高齢ラットに投与して、電圧低下の改善が可能かどうか、海馬におけるβ amyloid proteinの脳内発現量の減少を認めることが出来るか検討中です。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在、デクスメデトミジンを高齢ラットに投与して、電圧低下の改善が可能かどうか、海馬におけるβ amyloid proteinの脳内発現量の減少を認めることが出来るか検討中ですが、変化を観察できない状況である。そのため、デクスメデトミジンの投与量を変えて検討を重ねている段階です。
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Strategy for Future Research Activity |
デクスメデトミジンの投与量が過少である可能性があるので、現在、投与量を2-10倍にしてβ amyloid proteinの脳内発現量を観察中です。
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Causes of Carryover |
コロナ感染の影響により物品購入や動物実験の進行具合が滞っている。
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Research Products
(1 results)