2021 Fiscal Year Research-status Report
Iinsight into the prognosis of medulloblastoma patients with detection of 2HG on 3T-MR spectroscopy
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19K09522
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
岡本 浩一郎 新潟大学, 脳研究所, 特任教授 (60194396)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
棗田 学 新潟大学, 脳研究所, 助教 (00515728)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 髄芽腫 / MR spectroscopy / 2-hydroxyglutarate (2HG) |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画では年 2名程度の新患髄芽腫(MB)の MRS を LCModel で解析する想定であるが、昨年度までの 7名(男 3名、女 4名、年齢 6 ~ 35歳)に加え、本年度では2名のうち、状態が悪く転院直後に緊急手術になった 1例を除いた新患MB 1例(10歳、男、脊髄播種なし)のMRS を撮像し、合計 8名になった。MB と鑑別の必要な後頭蓋窩神経膠腫の MRS は昨年度までの 2例(8歳 男 びまん浸潤性脳幹神経膠腫、8歳 男 小脳毛様細胞性星細胞腫)に加え、本年度は 3名(2歳 女 退形成性上衣腫、3歳・4歳 男 小脳毛様細胞性星細胞腫)のMRSを撮像し、合計 5名になった。 MBに特徴的なMRS所見として知られている N-acetylaspartate (NAA) の著明な低下、lactate (Lac) と lipid (Lip), macromolecule (MM) の増加、taurine (Tau) の出現に加え、昨年度までの検討で myo-Inositole (Ins)/creatine (Cr), glutamine (Gln)/Cr, glutamate (Glu)/Cr の上昇も認められたが、今年の MB例でも同様の所見が認められた。 2HGは昨年までのMB 7例中 5例に加え本年度の1例でも認められ8例中6例で検出されたが神経膠腫 5例中本年撮像した 1例でも認められた。 MRSを撮像した新患MB例では現在まで最長3年間の経過で再発例は認められていない。 次年度も同様新患のMB症例を中心にMRS解析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は新患MB患者2名中、状態が悪く緊急手術になった 1例では MRS の撮像はできなかったが、1例で撮像し、合計た。 鑑別対象になる 後頭蓋窩神経膠腫のMRS は昨年度まで 2例であったが、本年度は 3名撮像できた。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度も新患MB症例に加え、MBと鑑別の必要な 後頭蓋窩神経膠腫などでも MRS 解析を継続する予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染拡大で、打ち合わせのための旅費・謝金などの支出がなかったため。 来年度は今年度分も含めて使用する計画である。
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