2020 Fiscal Year Research-status Report
軟骨損傷に対する高純度間葉系幹細胞を用いた新規治療法の開発
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19K09648
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
熊橋 伸之 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 特別協力研究員 (00457178)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内尾 祐司 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (20223547)
松崎 有未 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (50338183)
桑田 卓 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (80509000)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 純度間葉系幹細胞 / 軟骨損傷 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度も、日本白色家兎の軟骨損傷モデルを両膝に作製し、右膝に濃度の異なった高純度間葉系幹細胞(REC)0.3mlを、左膝を対照群として生理食塩水0.3mlの関節内注射を行った。術前、術後1週間毎に6週間、荷重分圧装置を用いて経時的に疼痛の変化を評価した。現在膝関節組織を摘出し、EDTAを用いて脱灰中し組織標本作製中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
織標本の脱灰、切片作製に時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
標本の脱灰、パラフィン切片作製を行い、軟骨損傷部と滑膜の組織学的評価を行う予定である。さらに本年度予定(アテロコラーゲン併用による高純度間葉系幹細胞の軟骨損傷に対する効果を検証する)を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
昨年の研究の遅延により残金が生じ、本年度使用予定である。
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