2023 Fiscal Year Annual Research Report
骨吸収抑制と骨形成促進作用を持つゲラニルゲラニオールの骨代謝疾患への有効性の検討
Project/Area Number |
19K10060
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Research Institution | Josai University |
Principal Investigator |
友村 美根子 城西大学, 薬学部, 客員研究員 (30217559)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
友村 明人 明海大学, 歯学部, 名誉教授 (60188810)
鈴木 龍一郎 城西大学, 薬学部, 准教授 (20415201)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ゲラ二ルゲラニオール / 骨形成 / 核内受容体 |
Outline of Annual Research Achievements |
ゲラ二ルゲラニオール(GGOH)は骨芽細胞の分化は促進するが、破骨細胞の分化は抑制する。そのメカニズムはまだ明らかにされていない。今回、各種阻害剤やアゴニスト、アンタゴニストを用いてGGOHの作用機構について検討した。GGOHの骨芽細胞分化促進効果はゲラニルゲラニル転移酵素の阻害剤であるGGTI-298と核内受容体FXRのアンタゴニストであるguggulsteroneで抑制された。FXRのアゴニストであるGW4064とゲラニルゲラニルピロリン酸はGGOHの効果をミミックすることから、GGOHはFXRによる転写活性とタンパク質のゲラニルゲラニル化を介して、骨芽細胞の分化を促進していることが示唆された。
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