2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
19K10232
|
Research Institution | Asahi University |
Principal Investigator |
金山 圭一 朝日大学, 歯学部, 講師 (20454275)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | メトホルミン / 骨吸収 |
Outline of Annual Research Achievements |
加齢および若齢マウス顎堤へのメトホルミン(MT)局所投与の比較 60ー70週齢(Aged群), 10週齢(Young群)雄性B6JAgedマウス各10匹を実験に供した. Aged群,Young群ともに1% MT溶液を局所投与する実験群(MT群)とPBSを局所投与する対照群(PBS群)5匹ずつに振り分けた. 局所投与は週3回を4週間, 計12回行った. 最終投与から7日後に屠殺し上顎と末梢静脈血を採取した. 採取した上顎は, マイクロCT撮影後, 組織切片(HE染色)を作製し組織像を観察した. Aged-MT群, Aged-PBS群各2匹のマウスから口蓋歯肉を採取した. 歯肉からの全RNAの分離はRNeasy Mini Kit(QIAGEN,CA)を用いて行った.全RNAをもとに相補鎖DNA(cDNA)を作成し, PCR Array Mouse Wound Healingを用いて創傷治癒関連遺伝子発現の定量解析を行った.また, 採取した末梢血は遠心分離にて血清を調整し, 血清中サイトカインをHuman Inflammation Antibody Array-Membraneを用いて検出した.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定していた顎堤加圧モデルに問題があり、研究計画の変更が必要になったため.
|
Strategy for Future Research Activity |
顎堤へのメトホルミン(MT)局所投与に加え、絹糸結紮による骨吸収モデルでMT局所投与の効果を検証していく。
|
Causes of Carryover |
研究計画、方法の見直しのため進捗に遅れを生じたため。
|
Research Products
(3 results)