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2021 Fiscal Year Annual Research Report

再生組織におけるECM-細胞間調節機構の解明とアログラフトの実現化

Research Project

Project/Area Number 19K10281
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

浅輪 幸世  東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (10769912)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西澤 悟  東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00646200)
星 和人  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30344451)
疋田 温彦  東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (60443397)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords軟骨再生医療 / 脱細胞化ECM / 足場素材
Outline of Annual Research Achievements

先行研究より再生軟骨を脱細胞化させることに成功し、アログラフトに利用可能な足場素材の可能性を見出した。さらにアログラフトを実現させるためには、脱細胞化した再生軟骨基質を用いて、細胞外基質(ECM)-細胞間接着およびECM分解機序を詳細に解析し、軟骨組織の免疫特権の獲得機序を解明する。2021年度は、同種および異種細胞における組織再構築誘導の検討とin vivo軟骨再生誘導と免疫特権獲得の検証を行った。軟骨形成が抑制された同系再生軟骨と改善された同種および異種再生軟骨を免疫正常マウス( C57BL6J ) と蛍光標識マウス(C57BL6J(CAG-EGFP))の背部皮下に移植し、軟骨形成および免疫特権獲得を評価した。免疫特権の評価は、GFP陽性免疫応答細胞の経時的挙動を観察するとともに、免疫寛容のメディエーターであるCD25/CD4陽性TregやTregのマスター制御因子のFoxP3とエフェクターT細胞のマーカーであるRORγtやIL-17の発現を検討したところ、各条件で異なる結果を見出した。再生軟骨の形成は、同系、同種、異種細胞におけるECM-細胞間の作用は異なり、さまざまな要因によって基質産生に影響を及ぼすことがわかった。

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Published: 2022-12-28  

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