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2023 Fiscal Year Annual Research Report

在日外国人結核患者の療養支援マニュアルの作成

Research Project

Project/Area Number 19K10520
Research InstitutionNippon Sport Science University

Principal Investigator

金田 英子  日本体育大学, スポーツ文化学部, 教授 (10253626)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 永田 容子  公益財団法人結核予防会 結核研究所, 対策支援部 保健看護学科, 副部長 (30752620)
バイラ ビレンドラ  東洋大学, アジア文化研究所, 客員研究員 (40759221)
Project Period (FY) 2019-04-01 – 2024-03-31
Keywords結核 / 在日外国人 / ネパール / 医療通訳 / 感染症対策 / 国際保健学
Outline of Annual Research Achievements

最終年度となる令和5年度では、本研究テーマである在日外国人結核患者の療養支援マニュアルの作成に焦点を当てた。当初の予定では『DOTSって何?』のネパール語版を作成することを目指していたが、それに加えて『人体の構造』という新しい教材も作成した。この追加教材は、ネパール語で専門的に解説されたAnatomyに関する本が未だ出版されていないことを受け、療養支援の一環として企画されたものである。患者や医療従事者が活用できるように、Anatomyに関する情報を詳細に解説した内容となっている。挿絵については、別予算で新たに作成し、著作権にも十分に配慮した。これらの取り組みの結果、4年間にわたる研究の成果として2冊の印刷物を完成させた。
活動の具体的内容としては、第13回令和5年4月15日から、第17回令和6年3月7日まで、今年度もほぼ毎月定期的にミーティングを行った。年度前半は、引き続きマニュアルの内容の検討を中心に行い、特に内容の精査と改善に力を入れた。また、5月には学会予行を行い、発表内容を確認し、プレゼンテーションの質を高めるための準備を進めた。9月頃には、マニュアルの挿絵や全体の構成について詳細な検討を行い、視覚的にも分かりやすい教材となるよう工夫した。
令和6年の1月には、マニュアルの原案が完成し、印刷会社から見積もりを取得し、具体的な印刷計画を立てた。並行して、もう一つの教材である『人体の構造』の作業も進め、9月頃から本格的に着手した。最終的に、令和6年2月にはマニュアルと『人体の構造』の両方を入稿・印刷に回し、3月にプロジェクトを完了させた。
これらの活動を通じて、在日外国人結核患者の療養支援における情報提供の重要性を再確認することができた。特に、ネパール語での専門的な医療情報の不足を補うための取り組みは、現地での医療従事者や患者にとって大きな助けとなることが期待される。

  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 在日ネパール人結核患者の  文化・風習の違いがもたらす治療・療養中の課題2023

    • Author(s)
      金田英子、永田容子
    • Organizer
      第98回日本結核・非結核性抗酸菌症学会総会・学術講演会
  • [Presentation] 喀痰塗抹陽性肺結核外国出生患者の治療の理解と受容について2023

    • Author(s)
      永田容子
    • Organizer
      第98回日本結核・非結核性抗酸菌症学会総会・学術講演会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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