2021 Fiscal Year Annual Research Report
English Education Curriculum for Global Medical Researchers and Doctors
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19K10524
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Research Institution | Jikei University of Health Care Sciences |
Principal Investigator |
川越 栄子 滋慶医療科学大学, 医療科学部, 教授 (80285361)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古川 裕 地方独立行政法人神戸市民病院機構神戸市立医療センター中央市民病院(第1診療部、第2診療部、第3診療部, 中央市民病院, 部長 (60359833)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 英語発信力 / 医学生 / 医師 / 保健学科学生 / オンライン英語教材 / ESP / 医学英語 |
Outline of Annual Research Achievements |
【目的】昨年度までに実施した「国際学会発表」「英語診療」「USMLE」講座で一定の成果はでたが、「英語発信力の足りなさに気づいた」という受講者の意見が非常に多かったため、長期間の英語発信力トレーニングによる成果の検証を目的とした。 【方法】阪大医学部医学科11名、神大医学部医学科48名、神大医学部保健学科4名、神戸市立医療センター中央市民病院医師11名、計74名に対してオンライン英会話教材EnglishCentralの外国人によるレッスンを、1日25分1ケ月間受講させた。さらに希望者には継続して受講させた。初回にレベルチェックテスト、最終回に上達度テストを実施した。 【成績】EnglishCentralは英語スピーキングレベルを1~7で評価しており、受講期間-受講人数-(レベルが1以上上昇した人数)は次のとおりであった。1ケ月-47-(0) 2ケ月-17-(2) 3ケ月-4-(2) 4ケ月-3-(2) 5ケ月-2-(2) 6ケ月-1-(1) レベル上昇者9名の受講期間-初回レベル-最終回レベル-(上昇レベル)は次のとおりであった。1)2ケ月-3-4-(1) 2)2ケ月-3-4-(1) 3) 3ケ月-3-4-(1) 4)3ケ月-4-5-(1) 5)4ケ月-2-5-(3) 6)4ケ月-3-5-(2) 7)5ケ月-2-4-(2) 8)5ケ月-4-5-(1) 9)6ケ月-4-5-(1) 【結論】毎日25分英語を話すと2ケ月から効果が出始め4ケ月継続すると効果が明らかに出る事が証明された。(4ケ月継続で効果の出ていない者は受講頻度が1/4であった)なお留学に必要なIELTSのスコアは概ね6-6.5とされておりEnglishCentralの基準では5である。5を達成した全員5名が留学を希望・検討しておりモチベーションの高さが英語レベルを確実にあげる事も証明された。
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Research Products
(12 results)