2021 Fiscal Year Research-status Report
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19K10568
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Research Institution | Health Science University |
Principal Investigator |
山田 真衣 健康科学大学, 看護学部, 准教授 (20588470)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
住吉 智子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50293238)
坪川 麻樹子 新潟医療福祉大学, 看護学部, 講師 (10567431) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 服薬アドヒアランス / 服薬支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、てんかんを患い抗てんかん薬の服薬継続が必要な子どもの保護者への研究を行う準備期間とした。 本研究の目的は、生涯にわたる適切な服薬継続を支援するための教育支援ツールの開発である。そのためには、服薬を継続するために保護者がどのように服薬行動の意味を捉えているのかを明らかにする必要がある。今までは、一般的な子育て世代を対象とし、データを収集・分析してきたが、一時的な服薬であっても、服薬が継続できるような生活スタイルに合わせた服薬方法の提案や説明が重要であることが示唆されている。得られた研究結果は、論文投稿し採択(査読あり)された。 COVID-19の感染拡大により、当初計画をしていた半構成面接法を中止し、量的横断研究へと研究方法を柔軟に変更していくが、研究当初の目的からは外れてはいない。次年度の向けた準備期間として、有意義であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究課題の進捗状況は、やや遅れていると考えている。その理由として昨年度、COVID-19感染拡大に伴い、研究フィールドへの訪問が叶わない事態に遭遇したためである。 この間、研究内容の見直しを行い、研究目的に合わせた研究方法の立て直しを行うことで、本研究の意義に沿った研究を進めることができている。そのため、遅れた分の研究内容は、挽回できると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の推進方策としては、てんかん児の保護者の服薬支援管理能力について特徴と実際を明らかにしていくため、量的横断研究を実施していく。 当該年度では、てんかん児の保護者の与薬の傾向と特徴を明らかにすることの目的の変更はない。当初予期していないことはあるが、方策を練りながら、当該年度の研究成果を基に、新プロトタイプの作成、検討を検討していく。
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Causes of Carryover |
当初案では、海外で開催される学会に参加する予定であったが、COVID-19により海外渡航ができず、オンライン出席となり、旅費等の使用額が予定使用額を下回った 国内学会も同様であり、。国内外の情報交換は、今後も引き続きインターネットを駆使して継続していく。また、研究フィールド調査について、感染状況を見ながら前年度活動できなかった分も活動していく。
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